ご挨拶
拝啓、時下益々御清栄のこととお慶び申しあげます。さて、現在日本を取り巻く国際情勢また一部近隣諸国の問題提起、一昨年の東日本大震災による我が国の国力の低下、長期に及ぶ円高基調による経済力の低迷などを見越して理解に苦しむ尖閣列島及び竹島の問題等皆様には既にご承知のことと存じます。
今こそ、国民一人ひとりが国防に関し自覚し適度な緊張感と程度な抑止力を堅持し、近隣諸国並びに国際社会に対し強い国民の意思を示し理解を得る努力をすべきと存じます。そのため、広く国民の皆様に第一線で活躍していただいております自衛隊の皆様の活動を正しく理解していただく必要があります。
戦後、我が国は国際紛争や国内民族紛争等は皆無であり隣国又国際社会においても紛争を好まない素晴らしい国家であります。日本国民の伝統である勤勉・誠実・冷静な判断と辛抱強い忍耐力を基軸に平和で豊かな国、安心して生活ができる国でありこの素晴らしい島国日本を末永く子孫に伝承していかなければならないと考えます。
「我が国の独立と平和を庶うため広く県民の愛国心を向上し、健全な精神の涵養、防衛思想の普及並びに自衛隊の激励後援に努めもって国土防衛、国力発展に寄与する」ことを目的とする当会の発展飛躍に向け努力をさせていただきますので皆様のご支援ご協力を頂きますようお願い申し上げます。
奈良県防衛協会とは
奈良県防衛協会は、日本の平和と安全を守るために、自らの国は自らの手でという民主的な愛国心を高揚し、自衛隊 の健全な育成・発展に協力し、その使命の達成を容易にさせるため、有志相図り民主的な運営の下に、昭和38年11月 に設立されたものです。
以来、会員の皆様の活動によって様々な事業を行い、初代会長「越智岩太郎氏」、2代会長に「浅沼猪之吉氏」 3代会長に「近東弘七氏」4代会長に「出口武男氏」5代会長「近東宏光氏」平成25年6月第6代会長として就任の「前田 武氏」へと引き継がれ、現在に至っております。 県下には、県民・財界を網羅した会員組織(現在は16支部及び青年部・女性部を有し、会員数約3,500人)として各自治体単位に支部結成をしております。