支部だより「西部女性部」
10月18日(月)18:00から 於:奈良商工会議所
講師紹介 防衛大学校22期(土木)平成5年第2次カンボジア派遣施設大隊連絡幹部
平成18年第7施設群長(大久保)現在、北部方面総監部勤務
要旨
最近、特に沖縄普天間問題、中国漁船の海上保安庁巡視艇への衝突事件で日中間の緊張が高まっています。
一方、自衛隊が世界平和のため、災害への対応、危険地域でのPKO活動、国際緊急援助活動など世界各地へ赴いております。
厚芝1佐のお話をいただける機会を得ましたので益々自衛隊への認識を深めていただきたい。
演題 「カンボジアPKOと危機管理」
要旨
1 PKO司令部要員として他国の軍隊と日本国自衛隊との連絡調整任務に就いた。
陸上自衛隊の教育訓練は世界の活動に十分対応できる。他国からの評価は高い。自衛隊の国際貢献は国益に通じる。
今後も派遣任務は増えていくだろう。
2 危機管理は国家の安全保障、自然災害、バイオハザード、経済金融不安、大規模事故等に備えること。
・管理の要領は
① 対応準備(組織の確立、計画、予行訓練)
② 危機対処(危険発見、危険防止(回避)、発生(予測事態:計画を修正して対処、不測事態:冷静かつ柔軟な対処))
③ 復興
④ 再発防止
3 特に、個人的に自然災害についての初期対応は他人任せではなく日頃から対応策を持つべき。
など話した。
2010年10月18日 | 未分類