第6次イラク復興支援群の鈴木群長が帰国報告に来町されました。
2005/11/02(広陵)
大阪を中心に編成された第6次イラク復興支援群の鈴木純治群長が無事任務を果たされ、去る11月2日広陵町へ帰国報告に来町されました。これは、商工会が行っています黄色い靴下運動によるものです。
鈴木群長から「現地宿営地に着弾するなどの事件もありましたが、皆さんからの篤い願いをいただき全員無事で任務を果たすことが出来ました。」との報告と感謝の念を述べられ記念のメダルをいただきました。
派遣群の平均年齢は31歳でした。現地での任務は、主に戦争で壊れた病院や学校の修理と機器機材の導入でした。体育館の修理の折にはバスケットボールをしたり、ヨサコイ踊りを披露し現地の人達との文化交流も盛んに行ってきました。イラクの南部地域にはイギリスや、オーストラリア、イタリア、ニューギニアなど多くの国の小部隊が集まっており、オリンピックのような国際的な雰囲気でした。また、派遣された隊員が“ひげ”を生やしているのを見受けられたと思いますが、これはイラクの人達の多くが“ひげ”を生やしているので少しでも現地に馴染むことが出来るようにとの思いでした。日本からイラクに対しては、戦前からODAを通じて病院や学校建設に援助を行ってきましたので、コミュニケーションをとりたがる部族や車がすれ違う時にクラクションを鳴らしたり、手を振ったりするなどイラクの人達は非常に友好的でした。子供達の目の輝きについてはとても印象が残っています。
鈴木純治群長は、広島県呉市のご出身であり、現在 陸上自衛隊第36普通科連隊(伊丹)連隊長 一等陸佐 です。
2005年11月2日 | 未分類