奈良支部 第7回防衛講座を開催
奈良支部
第7回防衛講座を開催
平成26年2月24日(月)於:奈良商工会議所5階大ホール)
挨拶の要旨
この1年の我が国の安全保障はどうなっているのか?今後どうなるのか?と思っています。
今回は、「最近の近隣諸国の情勢と自衛隊の将来体制について」と題してお話をしていただきます。
防衛協会の活動の目的の大きな項目として、「自衛隊の活動に対して協力・支援を行う」がありますが、自衛隊の活動内容がほとんど知らないのが実情です。自衛隊の指揮官の方に講師をお願いして「勉強会」として防衛講座を開催しています。
今後は、奈良支部会員はもとより多くの方々にも参加していただけるようにしたいと思います。
講師紹介
ご経歴(抜粋)
鹿児島県出身
昭和63年防衛大学校卒業
陸上自営会幹部候補生として入隊 第8特科連隊(北熊本)高射学校(下志津)第2高射特科大隊長(旭川)北関東防衛局(さいたま市) 第3高射特科群長(飯塚)等を歴任 平成25年8月から現職
講演要旨
1 自衛隊の活動には3つの柱がある。1つは、歴史と伝統文化も含めた国防、2つめは災害柄の対応、そして国際協力活動である。それぞれの活動について国民からよい評価を頂いていると思う。
2 アジア太平洋地域安全環境には、グレーゾーン長期化、より重大な事態に転じる懸念がある。
3 我が国の防衛政策は、これまで昭和32年に国防会議と閣議で決定された「国防の基本方針」にその基礎を置いていましたが、これに代わるものとして、平成25年12月に我が国として初の「国家安全保障戦略」が国家安全保障会議及び閣議において決定された。
目標を明確にしている。我が国の国益とは・・・。まず、我が国自身の主権・独立を維持、領域を保全、我が国国民の生命・身体・財産の安全を確保することであり、豊かな文化と伝統を継承し、自由と民主主義を基調とする我が国の平和と安全を維持、その存立を全うすることである。
その他、自衛隊の将来体制についてビデオで説明された。
2014年3月12日 | 未分類